自分で出来る!ヘッドライト研磨方法(黄ばみ・白ボケ除去)
- 2024.06.22 | DIY
今回は、当店でも好評のメニュー「ヘッドライト研磨&コーティング」の簡単な手順をご紹介します!
動画で見たい方は、コチラのYouTubeをご覧下さい。
①まずは事前に必要な道具を準備しましょう!
・カーシャンプー(酸性クリーナー)
・食器洗い用スポンジ
・耐水ペーパー(1000番・1500番・2000番)
・耐水ペーパーパッド(無くても大丈夫)
・研磨剤(ペーパー目消し用)
・脱脂クリーナー
・コーティング剤
・マスキングテープ
・タオル
・ポリッシャー(無くてもいいが、あったら楽)
②作業スタート!まずはしっかりマスキングしていきましょう!
ヘッドライトギリギリに貼っていき、2列くらいの幅を確保しましょう。
③表面をしっかり洗浄しましょう!
酸性クリーナー等で表面の汚れや虫飛びを除去(日頃使っているカーシャンプーでも可能)
スポンジは食器洗い用の網目タイプが虫飛びを落としやすいです。
④いざ耐水ペーパーで研磨スタート!
今回は1500番から始めます。
ペーパーパッドにしっかり巻いて表面をゴシゴシ削っていきます。
ちょこちょこ水を掛けながら研磨していきましょう。
パッドが無い場合は、均等に押し付けるイメージでゴシゴシ
出っ張りや、角の部分はパッドから外して優しく研磨しましょう(角は削れやすいので注意)
ここでの重要ポイントは全体をしっかりムラなく研磨する事!
⑤耐水ペーパーの番手を上げて、ペーパーの傷を上書き!
1000番で研磨したら、その傷を1500番で研磨して消す
1500番で研磨したら、その傷を2000番で研磨して消す
こんな感じで、研磨傷を徐々に細かくしていくイメージです。
ペーパー研磨では2000番がゴールです!
⑥ペーパー研磨の傷をコンパウンドで消す!
コンパウンドの種類は基本的にペーパー目消し用等を使いましょう
ムラなく丁寧にひたすら擦っていきます!
赤丸部分が擦った所、ペーパーで付いた白くくすんだ薄傷が消えてクリアになればOK!
ポリッシャーが無い場合は、これをひたすら全面ゴシゴシして下さい!
ポリッシャーがある方は、一気に研磨しちゃいましょう!
端のポリッシャーをかけにくい所は上記のように手作業でゴシゴシ!
⑦研磨後は、しっかり洗浄しましょう!
マスキングテープを剥がし、研磨剤をしっかり洗浄しましょう。
ペーパー掛けした際に、ボディに垂れた汚れもこの時にしっかり洗浄を忘れずに!
⑧水分を拭き取り、脱脂処理!
水分を完全に取り除いて下さい。
その後、脱脂クリーナーでライト表面を拭き上げます。
⑨コーティング剤の塗布!
再劣化を防止する為、表面に被膜を作りましょう!
ここで使う溶剤は、有効成分が70%以上のものを用意しましょう。
よくわからない方は、スマホコーティング用の液体ガラス等がお勧め!
はみ出さずに塗る自信の無い方は、最初と同じ様にマスキングをやってから塗布しましょう!
溶剤の使用方法に沿って仕上げていきましょう!
⑩完成!!
左が作業前、右が作業後です。
表面の黄ばみや白いくすみが取れてクリアになりました!
さらにワンポイント!
今回は、1500番からスタートしましたが、表面の劣化状態でスタートする番手を下げましょう。
ちなみに、今回も一見綺麗になったように見えますが、実は「クラック」という細かい蜘蛛の巣のようなヒビが残っております。
右が拡大写真
ライトを当てるとわかりやすいです。
こういう細かいヒビは黄ばみを放置したり、熱によるヘッドライトの伸縮等によって出来てしまいます。
輸入車がなりやすいと言われてます。
この手のクラックは、表面だけの研磨ではなかなか落ちません。
もう少し深く研磨する必要があります。
ここまで除去しようとすると、ペーパーの番手が300前後からのスタートとなります。
写真左が1500番、右が280番
見た目でもザラザラ感がありますが、触るといかにも「削れそう」なペーパーです。。。
これくらいの番手からスタートすればクラックの大半は取れてくれますが、かなりヘッドライトを削ってしまうので、1年後、2年後耐久は大丈夫かな、、、と思いますし、仮に300番付近からやっても取れないクラックもあります。
リスクとリターンを天秤にかけると、個人的には、ペーパーの番手は1000番くらいまでにしたが良いと思います。
今回は、「ヘッドライト研磨&コーティング」のご紹介でした。
今後「こういう作業を教えて欲しい」等のリクエストがございましたらメール・LINEにてご要望下さいませ!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!