『花粉シミ』の除去方法
毎年3~5月頃に増えるご依頼で「洗車しても落ちない頑固なシミ汚れの除去」があります。
シミの原因が通常の水垢の場合もあるのですが、この時期特に多いのが花粉が原因による「花粉シミ」です。
花粉自体は問題ないのですが、花粉と水分が混ざるとペクチンという成分が溶け出し塗装に強いシミを作ってしまいます。

↑の写真のように通常の水垢よりも変なツヤ感がある強いシミが花粉シミです。
「花粉シミ」の除去作業は”お湯”が効果的!?
前述したシミの原因となるペクチンは熱に弱い性質があります。
そこで70℃〜80℃くらいのお湯で塗装表面を温めてあげるとペクチンが壊れシミが消えていきます!

↑直接お湯をかけるのではなくタオルの上からお湯をかけてしっかり温めましょう。

↑熱によりペクチンが消えてシミも無くなります。
お湯で消える場合は夏まで待ってみましょう
お湯やヒートガン等で一部分除去を試してみて取れるようなら残りの部分は夏まで待てば自然に消えてくれる場合が多いです。
夏場の炎天下で車体を放置すると塗装面の温度は70℃以上になりますので炎天下に数時間放置するだけでシミが消えてくれます。
熱で取れないシミは研磨作業等で除去しましょう
上記のように熱を与えても取れずに残ったシミは、通常の水垢等によるシミですので研磨してあげれば除去出来ます。


日常のお手入れはマメに行うのがベスト!
ここまでシミが出来た場合の対処法をご紹介しましたが、そもそもシミを作らないのが一番です!
その為には日頃から洗車をこまめに行うのが大切になってきます。
花粉や黄砂が積もってしまったら早めに洗車してあげましょう!
その際は普段より多めの水でしっかり流すことを意識して下さい。
当店はコーティングと電装品取付を行っております。
ポリマー、ガラス、セラミックの3種類のコーティングをご用意しておりますので、お客様のカーライフに合わせたコーティングを施工いたします!
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