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自分で出来る!ヘッドライト研磨方法(黄ばみ・白ボケ除去)

今回は、当店でも好評のメニュー「ヘッドライト研磨&コーティング」の簡単な手順をご紹介します!

動画で見たい方は、コチラのYouTubeをご覧下さい。

 

①まずは事前に必要な道具を準備しましょう!

・カーシャンプー(酸性クリーナー)

・食器洗い用スポンジ

・耐水ペーパー(1000番・1500番・2000番)

・耐水ペーパーパッド(無くても大丈夫)

・研磨剤(ペーパー目消し用)

・脱脂クリーナー

・コーティング剤

・マスキングテープ

・タオル

・ポリッシャー(無くてもいいが、あったら楽)

 

②作業スタート!まずはしっかりマスキングしていきましょう!

ヘッドライトギリギリに貼っていき、2列くらいの幅を確保しましょう。

 

③表面をしっかり洗浄しましょう!

酸性クリーナー等で表面の汚れや虫飛びを除去(日頃使っているカーシャンプーでも可能)

スポンジは食器洗い用の網目タイプが虫飛びを落としやすいです。

 

④いざ耐水ペーパーで研磨スタート!

今回は1500番から始めます。

ペーパーパッドにしっかり巻いて表面をゴシゴシ削っていきます。

ちょこちょこ水を掛けながら研磨していきましょう。

パッドが無い場合は、均等に押し付けるイメージでゴシゴシ

出っ張りや、角の部分はパッドから外して優しく研磨しましょう(角は削れやすいので注意)

ここでの重要ポイントは全体をしっかりムラなく研磨する事!

 

⑤耐水ペーパーの番手を上げて、ペーパーの傷を上書き!

1000番で研磨したら、その傷を1500番で研磨して消す

1500番で研磨したら、その傷を2000番で研磨して消す

こんな感じで、研磨傷を徐々に細かくしていくイメージです。

ペーパー研磨では2000番がゴールです!

 

⑥ペーパー研磨の傷をコンパウンドで消す!

コンパウンドの種類は基本的にペーパー目消し用等を使いましょう

ムラなく丁寧にひたすら擦っていきます!

赤丸部分が擦った所、ペーパーで付いた白くくすんだ薄傷が消えてクリアになればOK!

ポリッシャーが無い場合は、これをひたすら全面ゴシゴシして下さい!

ポリッシャーがある方は、一気に研磨しちゃいましょう!

端のポリッシャーをかけにくい所は上記のように手作業でゴシゴシ!

 

⑦研磨後は、しっかり洗浄しましょう!

マスキングテープを剥がし、研磨剤をしっかり洗浄しましょう。

ペーパー掛けした際に、ボディに垂れた汚れもこの時にしっかり洗浄を忘れずに!

 

⑧水分を拭き取り、脱脂処理!

水分を完全に取り除いて下さい。

その後、脱脂クリーナーでライト表面を拭き上げます。

 

⑨コーティング剤の塗布!

再劣化を防止する為、表面に被膜を作りましょう!

ここで使う溶剤は、有効成分が70%以上のものを用意しましょう。

よくわからない方は、スマホコーティング用の液体ガラス等がお勧め!

はみ出さずに塗る自信の無い方は、最初と同じ様にマスキングをやってから塗布しましょう!

溶剤の使用方法に沿って仕上げていきましょう!

 

⑩完成!!

左が作業前、右が作業後です。

表面の黄ばみや白いくすみが取れてクリアになりました!

 

さらにワンポイント!

今回は、1500番からスタートしましたが、表面の劣化状態でスタートする番手を下げましょう。

ちなみに、今回も一見綺麗になったように見えますが、実は「クラック」という細かい蜘蛛の巣のようなヒビが残っております。

右が拡大写真

ライトを当てるとわかりやすいです。

こういう細かいヒビは黄ばみを放置したり、熱によるヘッドライトの伸縮等によって出来てしまいます。

輸入車がなりやすいと言われてます。

この手のクラックは、表面だけの研磨ではなかなか落ちません。

もう少し深く研磨する必要があります。

ここまで除去しようとすると、ペーパーの番手が300前後からのスタートとなります。

写真左が1500番、右が280番

見た目でもザラザラ感がありますが、触るといかにも「削れそう」なペーパーです。。。

これくらいの番手からスタートすればクラックの大半は取れてくれますが、かなりヘッドライトを削ってしまうので、1年後、2年後耐久は大丈夫かな、、、と思いますし、仮に300番付近からやっても取れないクラックもあります。

リスクとリターンを天秤にかけると、個人的には、ペーパーの番手は1000番くらいまでにしたが良いと思います。

 

今回は、「ヘッドライト研磨&コーティング」のご紹介でした。

今後「こういう作業を教えて欲しい」等のリクエストがございましたらメール・LINEにてご要望下さいませ!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!